SHIINBLOG

今日だけは、僕のもの

映画とミスチル好きの22歳。教員免許はただの紙切れ元舞台役者、脚本、演出をやってました。趣味は映画鑑賞と親指の運動。ゆるい文章書いていきたい

遊郭、飛田新地で女は働く。

生きていく中で、忘れられない出来事が幾度かあるはずだ。小学生のとき、TVから延々と流れる、ビルに飛行機が突っ込んだ瞬間を僕はまだ覚えている。

初めて、彼女のスカートをたくし上げた日のことも、平和なふりをしていた我が家が崩壊したあの日、父と幼稚園年長の僕だけになった部屋で、あの人が涙を流したことも忘れずに覚えている。

 

そんな、僕の忘れられない瞬間、大阪、西成区にある、ディープスポット、飛田新地に初めて訪れた日のことも、忘れられない。

「エレクトリックパレードだから」隣のツレは、飛田新地のことをそう評した。イマイチ理解できずにいた僕は、新今宮駅を降りてすぐ、あの、どうしようもない雰囲気と、いつ倒れてもおかしくないさびれた、通天閣がなつかしく思える、自転車に乗っているおじさんはどことなくみんな必死にやつれて生きている。

「感動したら謝れよ」ツレはどんどんハードルを上げていく、そんなにいいものか、信じることができなかった。

 

……

 

 

 

……

 

 

 

 

 

……

 

エレクトリックパレードやんかぁぁぁっぁぁぁぁっ

 

その光景は今も忘れることできない。光り輝くネオン、欲望に満ちた男たち、狭い道もお構いなしに走る車、客寄せばばぁ、もう、オーロラを初めて見たときと、同じ、すべてが、非日常、そして、そして、おっぱいぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい

 

生きててよかった。人生の生いや性を感じる。そう僕は今、地球の上でたっている。

小さきものは皆愛しい、誰かがそんなことを言った。僕の手の中に収まり、柔らかさと湿っぽさを感じる。そう、僕は小さいおっぱいが好きだ。しかし、この、エレクトリックパレードにおいては、おっぱいはみんな、でかい、でかい

そう、おっぱいはやっぱり大きい方がいいのだ。心も糞もでかいほうがいい、そう。おっぱいも。

そんな、大きなおっぱいと、可愛らしい顔と、コスプレを身にまとった。彼女たち、そんな彼女たちが僕の顔を見て、笑っているじゃないですか、女の子に微笑んでもらったことなんていつ以来だろう。なんてことを思いつつ、僕の意識は少しずつ、性から生へと変換された。

大量の料亭とそこにいる女の子たち、僕はおっぱいよりも、彼女たちの1人1人に人生があることを感じる。なぜ、彼女たちはあの場所で働くのか、実はシングルマザーなのかもしれない、派遣の事務職の給料では満足できないのかもしれない、お金を稼いで留学費に当てたいのかもしれない。僕の妄想は膨らむばかりだ。

夜の仕事に偏見を持つ人が、世の中に少なからずいる。僕の母親は、ホステスの仕事をしていたし、人は皆生きていくには、なにかを犠牲にしても守る必要がある。あの人にとって、それは僕だったんだろう。

きっと、彼女たちにも大なり小なり、働かざる理由がある。僕が、人生で初めて告白した女の子は今、あの場所で働いているかもしれない、人生はそれぐらい何が起きるかわからないものだ。

セックスするだけ、ゴムをつけて、口に咥えて、股を開いて、たった15分、1万1千の関係。文字にすれば簡単に思える行為。僕は女性ではないし、気持ちなんてものはわからない。僕が女性なら、簡単に身体を売るのかもしれない、それは男の意見だろう。

男は精神的にも身体的にも女性の大切な部分の痛みはわからない。

わかることは、彼女たちにも人生があって、僕たちは、一時の幸せを買いに行く。需要と供給という言葉で片付けてしまうには、違う気がする。

 

こないだ、久しぶりに飛田新地に向かう最中に乗ったタクシーで運転手のおじさんは大の風俗好きだった。昨日も外国人を飛田まで運んだらしい。

「かわいそうだけど、外国人は言葉が通じないから、入れないと思う、値段とかねわかんないだろ」確かにややこしいもんなと納得した。と思ったら、飛田のばばぁたちは、巧みにボードを使い、外国人のお客さんも引き込んでいた。

どうやら、最近の風俗はグローバル化が進んでいるみたいだ。発展していくシステムの中、男と女の性事情は文明の誕生以降たいして進歩はしていない。僕ら明日も身体を求め続ける。明後日も。

劇場版「ポケットモンスター キミにきめた」レビュー

 

ポケットモンスター

縮めてポケモン

今年、20周年を迎えたこのアニメは、サザエさんドラえもん、まるちゅん、しんちゃんに並ぶ大人気アニメの1つだろう。

 

僕の人生で初めての冒険はゲームボーイの中だった。

 

僕が最初に選んだポケモン

ワニノコ!キミにきめた

誰しもが、初めてのポケモンがあり、その数だけ冒険がある。

そんなポケモンの映画の感想をさっくと書きたい。

というか、ボンジイの話がメインです。

まだ、見てないという人は見ない方がいい気もします!

 

この映画は振り返るための映画ではない、明日から冒険を出るための映画だ。

 

冒頭から、懐かしいシーンのオンパレード、これは第1話をリメイクしているため、当たり前。しかし、まぁ何よりも制作スタッフはよくわかっているのがOPの使い方だろう。ここまで、完璧なタイトルバックは久しぶり。

ちなみに、多くの大人がまずここで泣きます。いや、それぐらいOPの使い方が完璧なわけです。

そして、脚本には、一部、首藤剛志の名が。この人ミュウツーの逆襲だったり、ポケモンアニメの礎を築いた人です。

そう今回の作品は初期ポケモン映画のメッセージ性が多く散りばめられています。

 

劇中、サトシが夢を見るシーンがありますが、あのシーンはこれポケモン映画だっけと?感じつつ、いや、ポケモン映画って本当はこれぐらい、シビアなシーンあったよなと……思うわけです。

ミュウツーの逆襲、この映画のテーマ性は、そこらへんの実写映画よりも、メッセージ性ありましたよね。

それと同じです。

 

実はこの映画、バタフリーなりヒトカゲなり、感動シーンもオンパレードですし、まさかのあのポケモンも登場するわけです!そしてホウオウも……

 

少しずつ、大人になろうと成長していく中、ゲームではゲットできてたホウオウですが、あのとき、サトシと一緒に見たホウオウとは、いつアニメで再会できるのだろうか、みんなそう思い続けていたと思います。僕もその1人でした。

そんなホウオウが20周年記念の映画に出てくる時点でスタッフはよく分かってるわけですが、今回はまるでそんな僕らを具現化したキャラ「ボンジイ」が出てきます。

 

今回のこのブログが1番書きたかったことは、このボンジイの存在です。

ボンジイは僕らと同じ、ホウオウを追い続ける博士、いつからか僕にも髭が生えるようになりました。そんなボンジイは僕らに素晴らしいメッセージを残してくれます。

 

「とにかく、生きろ」

 

そう、今回のポケモンで1番伝えたかったことは生きろということなのです。

 

サトシたちが20年間旅を続けていたように、僕らも、大都会で孤独な旅を続けていました。

辛いこと、失敗したこと、人生はゲームのようにレポートはありません、やり直すためのリセットもできない。そう、僕らのリセットは自ら命を絶つことしかありません。

 

実際、みずから命を絶つという、子どもも、日本には何人もいますし、世の中には辛いことばかりで満ち溢れています。嫌だ嫌だ思って生きてるそんな人たちに、ボンジイは生きろというわけです。

 

そして、僕たちは、今の今まで、生きてきたのです。

 

この映画は、20年間、生きていた人たちに、ホウオウとの再会という、1つの夢を叶えさしてくれます。

そう、生きていれば、何かの夢は叶うのだ。

このメッセージは子どもには、素直に届くセリフです。

そして、大人たちには、生きててよかったろ?と問いかけてくるのです。

 

映画を見終わった僕の前に、小さな子どもと若いお母さんが手をつないで歩いていました。これから先、この子どもはこの映画のメッセージを胸に生きて、色んなことを経験することでしょう。そして、お母さんなそんな息子の姿を見ながら、生きててよかった。そう思うに違いない、親から子どもへ、1番伝えたい大切なことを映画を通して教えようとしています。

 

今回のボンジイの言葉で僕の目から涙が溢れてきました。

他にも、衝撃的展開(この衝撃的展開はポケモンの禁忌に触れる場面であり、評価はここで別れると思います。)

1番の泣き所は、多分そこではないのですが、大人にはあのボンジイのセリフが1番来るのです。そして、あのセリフ共に、子どもたちは大きくなってほしい。

 

ポケモンってなんて素敵なアニメなんだろうか、僕らが忘れていた生きるとは冒険なんだということを思い出させてくれました。

生きてたから、この映画に出会えた。

あの頃、初めて見たピカチュウと、ホウオウに再会した。

こんな素敵な夢を叶えてくれた。今回の映画は、本当にいい作品です。

 

EDは神EDです。

というかBGMの使い方も完璧です。

映画としての出来はよくできています。むずかしい部分もあるんですけど、比較的よくできていますし、何も知らずに観に行けば、ホウオウよりも、あのポケモンたちの登場でドキドキすると思います。

是非とも、劇場で見てください。

 

この映画を見終わった瞬間!バトルしようぜ!と言いたくなること間違いなしですから。

 

『選択』と『年齢』。17歳になったあの日、僕は舞台から降りた。

少し前、偶然、この動画を見た。心がドキッとした。

舞台を続けなかった選択、大学の選択、会社を辞めた選択

今日はそんな僕の選択と年齢の話。

 

 

人生は選択の連続だ。

どの、部活に入ろう

明日、何時の電車に乗ろう?

今日、どのドラマを見よう

今日はこの道を曲がってみるか……

僕らは多くの選択の中で人生を形成している。

今日、このブログを見る、見ないも選択の1つだし、見たことで、時間の無駄と後悔するかもしれないし、すごく参考になった。そういう人もいるかなと思う。僕の人生の選択、まずは17歳になったあの瞬間だ。

17歳になったあの日、僕は舞台から降りた。

我が家は決して裕福な家庭ではなく、母親、1人で僕のことを育ってくれた。そんな僕が、これから先、演劇を続けるという選択肢はあまりにも不安定な未来だった。高校生から出会った演劇の世界に魅了された。

さえなかった人生が突然輝きだした。

自分とは異なる性格を演じ、頭の中の傑作を形にして、お客さんに披露する。笑い声や涙を流す人、すべてがダイレクトに伝わる。こんなおもしろいことが世の中にあるなんて、思いもしなかった。

明日のことなんか、どうでもよかった。高校も適当に選んだ。というか、三者面談を欠席したので、僕ではなく母が選んだ。そこに演劇部があるなんて知らなかったし、興味もなかった。演劇部に入った理由は、一目惚れした女の子がそこにいたから。ただそれだけだった。

しかし、人生で一番上手くいった選択であることは間違いない。

そんな僕はすこしでも、芝居がうまくなりたかったし、まぐれで書いた脚本は多くのお客さんを笑わせた。そんな僕は人生の選択が迫っていた。

このまま、エスカレーターで大学に行くか、芸大に行くかだ。

舞台を続けたい、もうすぐ、17歳になる、高校2年生の夏。1つの選択をした。

誰かに認められたら、これから先も続けよう

演劇にも大会がある。その大会の個人演技賞を取れれば、続ける。そう決めたのだ。

そんな、大会は、僕の誕生日の日だった。

その日まで、ひたすらに台本と向かい合った。たった10分の役だった。1時間の舞台でたった10分の役。とてもむずかしい役どころで、何度も顧問にダメ出しをされた。「THE 大根役者」という気持ちいいぐらいの言葉の元、奇跡か必然か、本番1週間前の通し稽古中に僕の中でなにかが弾けた。稽古終了後に顧問とほぼ同時に「これだぁぁぁ」って抱き合った記憶がある。

そんな僕は、17歳になった。本番の日だ。人生最高の芝居は間違いなく、あの日だった。信じられない話かもしれないが、その役を演じている間、僕の魂は飛び出して、舞台上には、あの役だけが立っていた。空気すらもコントロールできた。あの10分間は観客の呼吸すら、僕が握りしめていた。17歳になったあの日、僕は舞台を降りた

審査員は僕の芝居を絶賛した。人生でこれ以上褒められたことはまだない、「高校生とは思えない落ち着いた芝居」なんていうのは、褒め言葉なのか、それとも高校生らしくない皮肉だったのか。個人演技賞にノミネートされた僕は、後は名前を呼ばれるのを待っているだけだった。

名前は最後まで呼ばれなかった。

人生で一番泣いた。理由は僕達の高校が全国大会常連の高校を抑え、最優秀に選ばれたからだ。

もし、あのとき、高校が選ばえることがなければ、個人の賞を貰えたかもしれない。でも、そんなことはもうどうでもよかった。もう一度、この舞台ができる。それは、個人の賞よりも大きなものだったに違いない。

県大会では、僕の芝居は鳴かず飛ばず、芝居は高校まで、そのかわり、最後まで全力で楽しもう。そして、僕は高校を卒業した。演劇はしない、そう選択した。

 

20歳になる少し前、舗装された道を歩くのはもうやめよう

演劇から離れた僕は、一目惚れした彼女に「演劇をやっている頃のキミが好きだった」と痛烈な別れのセリフにひどく絶望しながら、大学生活を送っていた。楽しくないわけではなかったし、それなりに楽しんで生きていた。

そんなある日、僕は、同じ高校の部員の同期の家に泊まることになる。その日は、巨大台風接近により、JR沿線が16時以降完全停止になる日だった。そんな日に限って、僕は高校の友達のお芝居を見に行った。その子は大きな病気にかかりながらも、自分の劇団の芝居を必死にサポートしていた。舞台に上がることができなくても、あんなに芝居の上手い彼女が裏方に回らざる得ない、どれほど辛かったことだろうか。そんな彼女が見に来てほしいと言われれば、台風なんか関係なかった。

結局、僕は帰りの電車に間に合わなかった。家に帰れない僕は、同期の家に泊まらせてもらうことになった。

お互い彼女の芝居(同期は前日に)を見ていたからこそ、僕らは同じことを考えていたに違いない。

その日の夜、TVドラマのEDから大好きなバンドの歌が流れたきた。

www.youtube.com

舗装された道を選んで歩いていくだけ
そんな日々だけど もうやめたいんだ
今日はそんな気がしてる

by Mr.Children 「足音」

隣の彼はこう、つぶやいた「もう一度、一緒にやろう」

僕はもう一度、舞台に立つことを選んだ。

夢見てた未来はそれほど離れちゃいない
また一歩 次の一歩 足音を踏み鳴らせ!

例えば雨雲が 目の前を覆ったって 
また日差しを探して歩き出そう

時には灯りのない 孤独な夜が来たって 
この足音を聞いてる 誰かがきっといる

 by Mr.Children 「足音」

 

さよならした人生、とにかく生きると決めた23歳

僕は阪神ファンだけど、1番好きな野球選手は元巨人の上原。

理由は彼の背番号19番に込められた思い。
絶対に合格すると思ってた大学受験を失敗し、浪人、19歳のときの悔しさと努力を忘れないという気持ちを込めて、背番号19番を選んだ。
彼は今もメジャーのマウンドで19番を背負い戦い続けてる。

上原選手も多くの選択の連続だったと思う、メジャーではなく巨人を選んだドラフト。全盛期を過ぎた後のメジャー挑戦。先発から守護神へ、こんな凄い投手でも、年齢を気にせず、挑戦し続けることを選択した。

今年、23歳になる僕は、残りカスもいいところだ。舞台とは、その一度限り、それでも、心にあった、つっかかりはなんとか昇華されたみたいだし、教師になるという選択肢も選ばず、内定先の企業にも行かず、よくもわからない会社に入った僕は、会社を辞めた。

ちっともしんどくもなく、安月給でとりあえず生きることもできたし、自分の好きな職種でもあった。でも、今やることではない、そう思って、今、僕はニートだ。色んな会社の説明会も受けたりして、これから先の未来のことを考えている。

そして、この23歳の年を忘れることはない。

まだ、なんとかなる、自分の好きなことをする。舞台をやる中で、何度か脚本を書いた。今も文章をよく書いている。これから先も書き続けたい。

人生の選択は後悔の連続かもしれない。僕は今、このブログを打ちながら、パソコンについて考えている。どうして、あのとき、Macを買うつもりだったのに、このパソコンにしたのか、選択を誤った。なんてことを思っていた。けれど、今はこの重たいノーパソにも愛着が湧いてきた。選択ミスではなかったようだ。人生はどうなるかわからない。

大学で本来2回目の舞台用で書いた脚本はまだ、未完のままだ。完成させない、その選択もあるだろう。でも、いつか完成させる。

そんな選択肢を選んで、この先の道を歩んでいきたい。未知な道を。

挑戦することが大切なんだ。自分を信じて。

koukougege.hatenablog.com

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今日だけは、僕のもの

久しぶりに外に出る。太陽は怖いぐらい眩しくて、僕の影を延ばしていく。

仕事を辞めてから、友人と会うとき以外は引きこもりがちだった。

 

東向きの僕の部屋は、目を覚ます頃には、少し薄暗く、クーラーはフル稼働。僕にとって、そこは、とても居心地のいい場所。

 

すこし前に、テレビから流れる平井堅の新曲を聞いて、泣きそうになった。あの頃は満たされてると思い込んでいたけど、あの歌声は、俺の心の1番大切な部分を刺激した。

 

「お客様にお詫び申し上げます。13時55分発の電車は乗り場が変更になります。」

JRの職員は遅れているわけでもないのに、謝った。世界はごめんなさいに満ちてる。

 

僕は謝るのが嫌いというわけではない、どちらかというと、物を拾ってもらっても、すみません。優しくしてもらっても、すみません。最初の合言葉はすみませんだ。

 

日本人は、謝るのが口癖だったりする。

外国人なら間違いなく、センキューだ。

なにも、謝る必要もない、むしろ、「ありがとう」と言うのが正解なのに、なぜか謝ってしまう。

 

もう少し、世界を僕のものにしてみてもいいじゃないか。

 

電車に乗り込めば、僕の前には、決して、オシャレとは言い難い、高校生カップルがいた。

 

でも、彼らの世界は彼らのものなんだ。

 

僕は少し前まで、不登校支援というお仕事をやっていた。

不登校の子どもが、保健センターの部屋にやってきて、僕らと遊んだり、会話したり、勉強したりして、コミュニケーションを取ることを目的にしている。

 

働いてるときは、彼らの気持ちをわかったようなふりをしてた。別に学校なんて行かなくていい、僕はそう思ってた。

確かに、無理していく必要はないと思う。

ただ、自分が無職となり、完全に社会から弾き出された瞬間に、とてつもない不安に襲われる。

多分、彼らもそうだ。きっと今もずっと悩んで苦しんでる。なにも、することのない、人間は未来について考えて絶望して、過去のことを思い出して、後悔して、今、鏡の前の自分を殴りたくなる。

 

彼らはそんな不安を抱えながら、僕らの前で笑ってみせた。

僕は優秀な人間じゃない、バカなことをやって、笑わせてた、それもつもりなのかもしれない。笑ってくれてたなら、きっと彼らはとても、硬い心で生きてる。その心をやわらかくできれば、いいのにな。

 

僕はこれから先、趣味を作ろうと思う。

その趣味がそれなりの生きがいといえる人間になって、いつの間にかその趣味で知り合った、背が高くて、目元がやさしくて、少し間抜けだけど、僕よりよっぽどセンスのある女性と出会って、お付き合いできるかもしれない。

 

そこで、彼女にカレーを振る舞ったら、僕のカレーは辛いと、少し怒りながら、ハチミツをかけるのだ。その光景に少し腹をたっていたら、彼女が「子どもができたら、小学校卒業するまで、私がカレー作るからね!」と言われて、次の日、寄せ集めたお金で、小さな指輪を買いに行く未来ならそれ以上の素敵なことはない。

 

今日だけは、僕のもの

 

この23歳になる日々をこれから先、忘れることはないだろう。

 

どうにでもなる。なんとかなる。じゃなくて、どうにかしよう。なんとかする。で生きてみる。

 

ちょうど、最寄り駅に今着いた。さぁ、踏み出そう。

 

 

 

 

 

 

 

 

ニートになった僕が、就活中の何物たちに伝えたいこと

はじめに、今回の内容は、しっかり就職活動をして、納得した内定先を持っている方にはほとんど関係ないです。完全なる失敗談です。なんとかなるかーと思っている意識低いどころか、既に意識不明のあなたに読んでほしい。

 

今回は恥も捨てて、就職活動に対する懺悔をつらつらと書いていきたいと思います。(教員を目指していたこともあり、教員と民間と迷っている人にも参考になると思います。)

まず、今年の就職活動のスケジュールは去年と同じなので、大手企業なんかはもう内定が出ていると思います。また、この時期に内定をなにかしら持っている学生も多いと思います。

18年卒の内定率は5月の時点で53.3%と過半数の人が内定を持っている状況です。

ちなみに去年の僕は教育実習という就職活動ブレイカーによって、ほとんど就職活動に取り組んででいませんでした。これが僕の言い訳1つ目ですね。ということでこの時期にすら積極的に就職活動をしなかった僕は、まぁ、なんとかなるかという気持ちでいました。

確かに内定は貰えました。そんなものです。案外なんとかはなります。だから、この半分以上内定を貰っているなか、自分は「持っていない……どうしよう」と思っているあなただいじょーぶではありません!!!!!!もう終わりだと思ってください、取り返しがつかないと思ってください。

じゃ、これからどうするかを2人の何者カップル物語と一緒に書いていきたいと思います。(ちなみに、何者は予告しか見たことありませんし、このブログを書くにあたって、もう一度予告見たら泣いたんで今度TUTAYAで借りてみます)

 

www.youtube.com

 

登場人物

  • 佐藤

高校時代から演劇部に所属、なんやなし、教職免許を取ったり、ボランティアに参加したり、教師になるか迷い中。意識は低い系。かすみとは恋人関係。バイトはスーパー店員

  • かすみ

さとうとは高校時代から付き合っている意識は高い系彼女。高学歴かつ、才能豊か、大学は佐藤よりはるかに偏差値高め、佐藤と同じように教員を志望していたが……バイトは塾講師と居酒屋

  • 岡田

フリーター、2人の先輩、居酒屋バイトリーダー

 

目次

 

就職活動夏戦線妥協はしない

前日から、岡田先輩が家に泊まりにきた。そう言えば、今日10時から会社説明会だっけ……

佐藤「スーツ着るのだるいなぁ」

岡田「わかるわかる、サボろうぜ」

佐藤「そうですね、あんま興味ないし朝から行くのだるいし」

岡田「そーそなんとかなるから、給料日だし、昼から酒でも飲みに行こ」

佐藤「ありですね」

岡田「てか、佐藤はそれでいいわけ?とりあえず就職して、とりあえず生きるっていう。」

佐藤「さーどうなんでしょう岡田さんはいいんですか、フリーターしながら、舞台役者って」

岡田「オレはオレで生きてたいからさ、自分を高めてるかんじ」

佐藤「かっけーすね」

かすみ「あっ」

佐藤「うわぁ」

岡田「おぉ、かすみちゃんじゃん」

かすみ「佐藤、またサボる気だと思ったから、家に向かいに来たら、先輩!もう帰ってください」

岡田「はーい」

かすみ「ほら行くよ佐藤」

 

はい、現実に戻ってくだいね、今、あなたの周りに岡田先輩はいても、かすみのような彼女はいませんよね、もしここで妥協してたら、あなたは、説明会を聞いて、この会社は運命だ!!という出会いをみすみす逃すことになるかもしれません。暑い夏、スーツが切るのが嫌でも、サボらないでください。

色んな会社と出会ってください。僕はそれを妥協しました。就職サイトに書いてあることだけで、勝手に判断してまぁいいかの繰り返し。会社も女の子も一緒で会ってみたらより一層好きになることもあるでしょう。それと同じです。

自分は広告系が興味がありました。けどろくすっぽ説明会も行かず、なんとかなるさの繰り返し。なりません。それが就職活動です。もし、このブログを読んでまだ内定のないあなた、理由はわかりませんが、とにかく、納得するまで戦ってください。親も才能も選べません。でも、会社は選べます。あなたの努力次第で。

 

あなたは何者になる?やりたいことを見つけよう

佐藤「試験一次で落ちたー」

かすみ「おつかれさん」

佐藤「俺の現役教師の道が……」

かすみ「社会の先生なんて、そんなものだよ」

佐藤「まぁ、最初から受かる気なんてなかったし」

かすみ「そーだね」

佐藤「てか、かすみは?」

かすみ「なる気ないから受けてない」

佐藤「えーてか、俺たちなんのために免許を取って教育実習なんて行ったんだろ」

かすみ「第一志望の大手の最終選考辞退してまで行ってさ」

佐藤「なんて言われたんだっけ」

かすみ「「そうですか、わかりました。」って、社会ってほんと冷たい」

佐藤「俺も行きたかったとこの選考被ってたから、もう受けなかったもん」

かすみ「選考には被るし、面接じゃ、どうして教師にならなかったのって重箱の隅をつつくみたいに聞いてくるし」

佐藤「そーそ、教師はなにか違いますとか、適当に答えてたら、「会社もなにか違うって思うかもね」って言われるし」

かすみ「モンペが嫌です、毎日夜中までサビ残嫌です。生徒に影でうざいって言われるのが嫌です。って素直に言えないしね」

佐藤「まぁ、でも講師登録しといたら、なんとかなるし就職活動もなんとかなるかな」

かすみ「ねぇ、佐藤」

佐藤「なによ」

かすみ「私たちさ別れよか」

佐藤「えっ」

 

自分も佐藤と同じ、教師になるか、ならないかせ迷っていました。人よりコネもあったし、なろうと思えば、非常勤でなれたでしょう。

この時期、教職を取った4回生の多くが教育実習を終え、教師に絶対なると思うやつと、思わないやつの二択に別れます。自分は後者寄りでした。教育実習はとてつもなくしんどかった。

ここで、自分が何者になりたいかとう選択肢が生まれます。きっと、教師を目指していたのに、今、民間企業の就活に切り替えた方は、さぞ苦労している最中でしょう、でも、振り返ってみてください、あなたは4年間も頑張ったことを諦めるんですか?うっとしい面接官の圧迫面接受ける暇があるなら、講師登録しまくるのもありです。(面接のくだりはほぼ実話です。)

教師は教師になろうとする人間にはとてもやさしいです。応援してくれます。だからこそ、本当にこれでいいのか?迷う暇があるなら固めた方が良いです。僕の周りで絶対に教師になると言ったやつは全員、非常勤、常勤講師にはなれました。社会科という倍率でも、本気で向かっていく奴に神様も教育委員会も振り向いてくれます。

 

もうすぐ秋が来る

岡田「最近さ、バイト増やしたよね、かすみちゃん」

かすみ「ええ、内定も貰ったし、お金貯めて卒業旅行行きたいですし」

岡田「佐藤とは、より戻さないの?」

かすみ「今の佐藤とは全く戻るつもりはありません」

岡田「なんでよ」

かすみ「あいつ、あんなんで私と結婚したいとか言うんですよ」

岡田「そりぁ高校から付き合ってたら」

かすみ「なら、ちゃんと……ちゃんと未来のこと考えてほしかった……あいつはいつも私を不安にさせてばっか」

岡田「まぁ、でもほら、先生になりたいとか……」

かすみ「言い訳ですよ、頑張りたくない言い訳」

岡田「女の子って現実的だよね」

かすみ「そーですか?私は高校時代から連れ添った彼女と違う大学に行っても交際を続けてゴールインの方がよっぽど夢があると思いますけど」

岡田「まだ好きなんだろ佐藤のこと」

かすみ「初めて本気で好きになった人だから仕方ないです。」

岡田「女の子の考えることなんかわかんね」

かすみ「女は未来を生きてるんです」

岡田「佐藤さ、こないだ俺の誘いを断ったよ、バイトも減らして、今必死にがんばっているみたいよ」

かすみ「そーなんだ」

佐藤……今までありがとう。

 

自分が一番後悔したことはバイトをしまくってたことです。実際に秋になって、103万円を超えそうになったことでシフトが週2~3が限界になります。

その結果、就職活動ぐらいしかすることがないし、ということで僕は秋採用に引っかかります。ただ、このとき内定を貰ったと親にも言いませんでした。友達にも、本当にこれでいいのかなと思いながら、悶々としていました。ホントは、内定者面談で、受諾所を渡す予定でしたが、運が良いのか、悪いのか、まだ、家には届いていなかったのです。

そして、運が良いのか、悪いのか、次の日、僕は恩師に諭されます。「それでいいのか?」そして僕は、駆け引きの世界で得たものをダスターシュートに投げ込みました。

ある意味、あそこでそんな行いをしなけば、僕はその企業でぶつくさ言いながら正社員で働いていることでしょう。

www.youtube.com

駆け引きの世界で 僕が得たものを

ダスターシュートに投げ込むよ

白地図を広げて 明日を待っていたい

byMr.Children I`LLBE

 

2人の恋の行方と就職活動は……

面接官「じゃ、最後に、あなたどんな教師になりたいですか?」

佐藤「10年後に生徒に飲みに行きましょうって誘われる先生になりたいです。」

面接官「わかりました。それでは、講師登録しておきますね」

佐藤「よろしくお願いします」

新潟県って意外と賑わってるんだな。そう思いながら、初めて来た道を歩く。もうすぐ、桜がこんにちはしそうな気候のせいで、スーツの上に来たダッフルコートとさよならしたくなる気分だ。そんなことを考えていたら、ポケットの中がゆるく震えだした。

面接官「今外にでたところかな?」

佐藤「えっ、あっはい」

面接官「引っ越しとか、独り暮らしとか、大変だと思うけど、ぜひともウチの常勤で来ないかな」

佐藤「えっ、えっ、良いんですか?」

面接官「新潟の日本酒は美味いがぁ」

佐藤「あ、ありがとうございます」

岡田さんから聞いたことだけど、かすみはどこかの大学の事務職を務めるそうだ。不思議なことに、どうして、彼女がそんな道を選んだのか、俺にはわからない。

青春のほとんどを彼女と過ごしながら、彼女の未来を考えることは1度もなかった。そりゃそうだ、自分の22年の人生と向き合いだしたのも、ここ最近なのに、他人の人生に向き合えるわけないか……あんなに愛し合ってた日々も、今は思い出に変わっていく。

 

青春が終わる。

 

人生が始まるー

 

かすみ「ねーね、こうやって、教育実習だけでも、一緒にできてよかったね」

佐藤「そうかー?死ぬほど大変だし早く終わってほしい」

かすみ「昔に戻ったみたいじゃん」

佐藤「今も昔も変わらない気もするけど」

かすみ「私は変わったよ」

佐藤「胸もあの頃と同じ小さいままじゃん」

かすみ「死ね」

佐藤「ごめんごめん」

かすみ「佐藤は先生なるの?」

佐藤「わからん、教育実習で断念しそう」

かすみ「そかそか」

佐藤「かすみは」

かすみ「ならないかな、とにかくしっかりした職で安定的に働きたいかな」

佐藤「へーやっぱ優等生よな」

かすみ「佐藤はやりたい未来をやりたいようにやりなよ」

佐藤「未来か……」

かすみ「お互い頑張ろうね約束だよ」

佐藤「おう」

 

これから先の未来のことを考えてみる。そのとき俺は笑ってるかな、君のとなりで。

 

おわり。

 

最後に

あれれ、なんでこんな、物語中心になっているのかしら、とりあえず、僕が言いたいことは、大切な人がいるなら、なおさら頑張るしかない。

話は変わって、親が口酸っぱく勉強をしろというのは、親が勉強してなくて後悔したからだと思っている。だからって、親は勉強しろと言うか塾に入れるかぐらいしかしない。いっそ人生の後悔を話してくれれば感じ方も変わるかなと思う。

ということで、僕の後悔が誰かの希望になることを願います。

そして、僕は就職のようなものは一度します。正社員かは謎だけど

一応、辞めるときの気持ちを書いてます。ここに

koukougege.hatenablog.com

現実は上手くいきません。なかなか。

新卒のときまでは、バイトも3年続けて、劇団作ったりして、ボランティアも参加して、(まぁ僕の場合ボランティアだと思ってないので、その響きは好きではないのですが)評価対象になりますよね、結構、ネタはあったけれど、今の僕は完全に人生からはじき出された人間です。友人が、会社の同期と飲んでいる姿をTwitterで見て、しんそこ羨ましいなと思います。

僕がいえることは、妥協するならするで、大きな会社に入るべきだと思います。同期がいれば、頑張れると、みんな言ってましたし。でも、妥協せず、納得した明日を選んでほしいです。

せめて、誰かの未来につながればいいなと思います。

あと、この記事は、就職活動中のすべての人に読んでほしい。就職活動って、人生に1度のことなんて、考えもしなかった。これから先、キスもHもできるけど、新卒の就職活動は1度きり、自分もこの記事読んでたらなぁと僕の言い訳2つ目でした。

 

頑張れ、誰か!頑張れ、俺!

 

ポエ散らかしたい夏の模様。

ブログとかやっぱりテーマを決めて書く方がいい、映画だったり、音楽だったり、キャッシュカードだったり、料理だったり

 

僕はそういうテーマを決めて、書きたいとは思わない。

それなりに映画も好きだし、Mr.Childrenのことなら、いろいろ書けそうな気もする。

けど、思いついたときにそういうことを書けばいいと思うし、僕はなんとなくポエ散らかしたいのだ。

 

好きなことを書き、好きなことを言う。

いや、ひょっとすると、書きたいことがなにもないのかもしれない。

この映画のこの良さを伝えたいとか、Mr.Childrenのこの歌の良さを伝えたいとか、そういうものがないからかなとも思ってる。

 

ただ、個人的にとても好きなのが妄想だ。人生の大半を頭の中で過ごしていたと言っても過言ではない。

寝て起きたら、隣に彼女がいる妄想もしたし、朝1人で歩く通学路の曲がり角には、誰かがぶつかってくると信じながら歩いてた。つまらない授業はすべて、テロリストが攻めてきて、僕はなぜか異能力者だったりした。

 

英語で妄想ってどういう意味か知ってます?クレイジーイマジネーションって言うんですよ。

 

昔、妄想をしすぎて、妄想を題材にした舞台の脚本を書いたときに知りました。

 

今思えばとてもキモい話しだ……

 

しかし、自分の妄想力が、どんどん落ちてることも、感じてるし、あの頃、特に中学時代はとてつもない妄想力を発揮していたのに、最近はすっかり。

 

ということで、ポエ散らかしましょう。妄想しましょう。

 

テーマは

「高校生」「幼馴染」「花火」この3つ

 

クレイジーイマジネーション!!

 

東京に来て初めて、屋上から見た花火は今ビルの影に隠れてしまってる。2020年だがなんだか知らないけど、大切なものすら見えなくなってしまうことに、ほんの少しの憤りを感じながら、私は見えない花火の音を聞いて彼のことを思い出してた。

 

そうあの夏、夏っていっても3年前の夏の思い出。

 

「なに?」

「私たちさーもう高校3年生だよー」

「そだな」

「あんたはーいいの?来年には私は東京!あんたは実家の豆腐屋継いでお別れだよ」

「そだな」

「ほんとう!テキトーだね」

「あのさ、今日の夜花火しない?」

「えっ!」

「なにさ」

「いやーそういう展開を待ってたの」

「へへっ楽しみにしとけよな」

「そういえば、さっきのことってそれ?」

「ん?あー夜話す」

 

そう言って、彼は私の前から姿を消してしまった。

一緒に花火しよって言ったのに。

 

「花火見えないな」

「先輩、居たんですか?」

「うん、今年で東京の街とも、このサークルともおさらばだしな」

「卒業か…」

「最後の夏休みだな…ほんとうに最後の」

「先輩はどうして、故郷に帰るんですか?」

「前も話したろ、好きな人がいるから」

「ほんと素敵ですねぇ」

「素敵じゃねぇねよ、4年間も待たせてさ」

「先輩のこと、好きだから、待ってるんですよ」

「それなら、なおさらな」

「待っている人がいるって素敵だな」

「そうか?待たせてる方はいいけど、待ってる方は辛いだろう」

「ほんとうにそうですよね!!もう先輩に彼女いなかったら今キスしてましたよ!!」

「わりぃな、俺、ほんとうにガード固いんだ」

「知ってます。だから、ずっと関わってるんです」

 

あの夏、3年前の夏

私はたった1人で待っていた。

いつもいつも待たせるのは、私の役目で、彼が私を待たせることなんてなかった。待つってこんなにイライラするものなんだって思ってた。そしたら、携帯には母親からの着信履歴15件、彼は亡くなったと言うのだ。

彼は私との待ち合わせ場所に行く間に事故に巻き込まれたらしい。少し重めの少女漫画みたいな設定を引き連れて、私は東京の街にやってきた。

 

今はそれなりに元気にやってます。まだ、私はそっちに行く気もないので、いくら待っても、無駄だよと言ってやりたい。私はよぼよぼのおばあちゃんになるまで、そっちには行かないぞと

 

「あのさ!!俺さー!!世界一の豆腐屋になる!!」

「豆腐って、世界進出してるの?」

「俺がさせる!!」

「ほんと馬鹿だよね」

「実はさ、俺、言いたいことが」

「実はさ、私、言いたいことが」

「なに?」

「わたしたちさ……

 

また、来年も夏はくる。その次も

大学を卒業したら、故郷に戻ろう。

待っている人はいないけど

 

ポエ散らかしました。おわり。

 

付き合って1年7ヶ月のカップルが、ヨーロッパ旅行に行ってみた。

おしゃれなサイトを見つけたから、おしゃれなカップルのヨーロッパ旅行妄想してみる。

 

こちらのサイトになります。

odds-and-ends.jp

ほれいかにもおしゃれでしょう。モテそうでしょう?

BGMは

www.youtube.com

「愛はおしゃれじゃない」

 

 

登場人物 

  • ゆきお 

落ち着いている自称普通男子。得意料理はパスタ。好きなうたは最大公約数

  • かな

変な子、しかしかわいい、かわいいのだ。テンションは高め、料理は苦手、ヨーロッパ旅行の提案は彼女から。好きなアーティストはRADWIMPS

 

それじゃ、早速スタート

 

大学一回生のころ、お互い地方から、この東京という名のコンクリートジャングルへとやってきた。孤独と多すぎる人に押しつぶされそうになりながら、僕らは偶然出会い、恋をした。

そして僕たちはもう少し、この東京で戦っていくみたいだ。そんな僕らの卒業旅行

 

 

スコットランド

かな「うぉおおお、海だ。すげー」

ゆきお「キレイだね」

かな「やっぱさ人は海から、生まれて海に帰るのだよ」

ゆきお「えっ」

かな「キミはさ、三島由紀夫から名前を頂いたんだろ?もっと感受性を高めなさい」

ゆきお「いや、蜷川幸雄から」

かな「誰それ?」

ゆきお「もういい」

かな「うんうん、細かいことなんて気にしなくいい、この海を見ればそう思わないか?」

なんてこという彼女は相変わらず変なやつだけど、こんなやつだからこそ、好きになったのかなとおもったり思わなかったり。後、黙ってたらかわいいなこいつ

 

イギリス編

かな「ひっ、きつね!!」

ゆきお「ちがう猫だ」

かな「なんだねこか」

ゆきお「日本でも外国でも猫は可愛い」

かな「まぁ、私のほうがかわいいがな」

ゆきお「嫉妬してんの?」

かな「そ、そんなわけない……」

ゆきお「かわいいな猫」

かな「……」

ゆきお「まぁ、かなも同じぐらいかわいいかな」

かな「げへへ、ダジャレ言うなし」

ゆきお「笑い方がイギリスに似合わないし、ダジャレ言ったつもりもない」

なんだかんだ、いつも私をリードしてくれて、こんな感じにすこしすねてみても、めんどくさからず相手してくれてありがと。

 

かな「お腹すいたー」

ゆきお「パン屋さんよろっか」

かな「ねぇ知ってる?外国人って、ハブアナイスデイって言ったらみんな笑顔になるらしいよ」

ゆきお「本当に?」

かな「お母さんが言ってた。」

ゆきお「これとこれ、かなは?」

かな「うーんこれ」

ゆきお「おごってやる」

かな「おっ、サンキュー」

店員「Good couple

かな「えへへ」

ゆきお「ハブアナイスデイ」

店員「いぇーい」

かな「ね喜んだでしょ」

ゆきお「確かに」

こんなふうな日常がずっと続けばいい、日本に帰っても。

なにもない日々だからこそ、僕らは笑えるんだ。

 

かな「すげー」

ゆきお「歴史感じるな」

かな「明石海峡大橋みたい」

ゆきお「お前やっぱ、ばかだよな」

かな「表現の自由だよワトソンくん」

昨日、ホテルで、シャーロック・ホームズの舞台はロンドンという話をしたら、思いっきり影響受けてる時点で、やっぱ、ばかだなと思う。

 

かな「鷲?」

ゆきお「ほらもう行くぞ」

かな「あー待ってよ!!」

スコットランドとイギリスの旅を終えて、僕らベルギーへと向かうことにした。

僕と彼女の共通点はビールが好きなことだ。

ベルギー編

かな「おお」

ゆきお「おお」

かな「すげー」

ゆきお「すげー」

かな「真似すんな」

ゆきお「かなさ、ほとんどの感想すげーだよね」

かな「人はね、賢そうなふりをして生きているの、でもね、私たち人間は歴史という前では、そんなこと無意味なの、ゆきおはしっているかね?この小便小僧の由来は諸説あって…」

ゆきお「急にかしこぶるなよ」

かな「ほらーこんなこという人間より、すげーって言ってる女子の方がかわいいでしょう」

ゆきお「……」

かな「女は男に夢を見せてるの」

ゆきお「何キャラだよお前」

そんな、ブリュッセルの街は、どこか、静かに僕達のことを見守っていてくれた。

 

ゆきお「俺らと違って様になってるよな」

かな「ゆきお、身長も高いし、性格もいいけど、顔がな」

ゆきお「あっ?」

かな「それに比べて、私は顔だけは良いと思うんだ。」

ゆきお「自分でいうかそれ」

かな「感謝しろよなー仕事が忙しいとか言って、私のこと、疎かにするなよー」

ゆきお「しません、しません」

かな「ホントかな-」

ゆきお「お互い仕事が落ち着いたら、同棲しよう」

かな「ふーん」

ゆきお「もう、2年かー」

かな「1年と7ヶ月な」

ゆきお「あれれ」

かな「ゆきおって、慣れれば慣れるほど適当になりそう。」

ゆきお「そんなことない」

かな「まぁ、適当になっても私が思い出せてあげるよ、今日のことや、出会った日のことも」

ゆきお「あのさ」

かな「なに?」

ゆきお「愛してる」

かな「突然だな」

ゆきお「言えるうちに言わないと」

かな「私もだよ……」

そして、僕たちは、キスをした。

 

ブリュッセルの空気は、日本よりも少し軽くて、私のこころは、いつもより簡単に浮かび上がってしまう。

これから先、彼は営業マン、私も、パソコンとにらめっこするつまらない人生が待っている。

でも、そんなつまらなさも、2人でおもしろさに変えていこう。

そして、たまには思い出そう。

今日のことを、2人が好きなうたでも聞きながら。

 

www.youtube.com

 

koukougege.hatenablog.com

 

ちなみに、僕の卒業旅行は男だけの、九州旅行だったし、人生でヨーロッパ旅行には行ったこともないし、完全なる妄想と憧れだけで、この文章を書きました。

大学生のうちにしか、ヨーロッパ旅行は行けないと、ウチの大学の先生はみんな言ってました。むしろ、あの大学で教わったことは、それしかありません。大学生の間にヨーロッパ旅行に行くことをオススメします。