SHIINBLOG

今日だけは、僕のもの

映画とミスチル好きの22歳。教員免許はただの紙切れ元舞台役者、脚本、演出をやってました。趣味は映画鑑賞と親指の運動。ゆるい文章書いていきたい

劇場版「ポケットモンスター キミにきめた」レビュー

 

ポケットモンスター

縮めてポケモン

今年、20周年を迎えたこのアニメは、サザエさんドラえもん、まるちゅん、しんちゃんに並ぶ大人気アニメの1つだろう。

 

僕の人生で初めての冒険はゲームボーイの中だった。

 

僕が最初に選んだポケモン

ワニノコ!キミにきめた

誰しもが、初めてのポケモンがあり、その数だけ冒険がある。

そんなポケモンの映画の感想をさっくと書きたい。

というか、ボンジイの話がメインです。

まだ、見てないという人は見ない方がいい気もします!

 

この映画は振り返るための映画ではない、明日から冒険を出るための映画だ。

 

冒頭から、懐かしいシーンのオンパレード、これは第1話をリメイクしているため、当たり前。しかし、まぁ何よりも制作スタッフはよくわかっているのがOPの使い方だろう。ここまで、完璧なタイトルバックは久しぶり。

ちなみに、多くの大人がまずここで泣きます。いや、それぐらいOPの使い方が完璧なわけです。

そして、脚本には、一部、首藤剛志の名が。この人ミュウツーの逆襲だったり、ポケモンアニメの礎を築いた人です。

そう今回の作品は初期ポケモン映画のメッセージ性が多く散りばめられています。

 

劇中、サトシが夢を見るシーンがありますが、あのシーンはこれポケモン映画だっけと?感じつつ、いや、ポケモン映画って本当はこれぐらい、シビアなシーンあったよなと……思うわけです。

ミュウツーの逆襲、この映画のテーマ性は、そこらへんの実写映画よりも、メッセージ性ありましたよね。

それと同じです。

 

実はこの映画、バタフリーなりヒトカゲなり、感動シーンもオンパレードですし、まさかのあのポケモンも登場するわけです!そしてホウオウも……

 

少しずつ、大人になろうと成長していく中、ゲームではゲットできてたホウオウですが、あのとき、サトシと一緒に見たホウオウとは、いつアニメで再会できるのだろうか、みんなそう思い続けていたと思います。僕もその1人でした。

そんなホウオウが20周年記念の映画に出てくる時点でスタッフはよく分かってるわけですが、今回はまるでそんな僕らを具現化したキャラ「ボンジイ」が出てきます。

 

今回のこのブログが1番書きたかったことは、このボンジイの存在です。

ボンジイは僕らと同じ、ホウオウを追い続ける博士、いつからか僕にも髭が生えるようになりました。そんなボンジイは僕らに素晴らしいメッセージを残してくれます。

 

「とにかく、生きろ」

 

そう、今回のポケモンで1番伝えたかったことは生きろということなのです。

 

サトシたちが20年間旅を続けていたように、僕らも、大都会で孤独な旅を続けていました。

辛いこと、失敗したこと、人生はゲームのようにレポートはありません、やり直すためのリセットもできない。そう、僕らのリセットは自ら命を絶つことしかありません。

 

実際、みずから命を絶つという、子どもも、日本には何人もいますし、世の中には辛いことばかりで満ち溢れています。嫌だ嫌だ思って生きてるそんな人たちに、ボンジイは生きろというわけです。

 

そして、僕たちは、今の今まで、生きてきたのです。

 

この映画は、20年間、生きていた人たちに、ホウオウとの再会という、1つの夢を叶えさしてくれます。

そう、生きていれば、何かの夢は叶うのだ。

このメッセージは子どもには、素直に届くセリフです。

そして、大人たちには、生きててよかったろ?と問いかけてくるのです。

 

映画を見終わった僕の前に、小さな子どもと若いお母さんが手をつないで歩いていました。これから先、この子どもはこの映画のメッセージを胸に生きて、色んなことを経験することでしょう。そして、お母さんなそんな息子の姿を見ながら、生きててよかった。そう思うに違いない、親から子どもへ、1番伝えたい大切なことを映画を通して教えようとしています。

 

今回のボンジイの言葉で僕の目から涙が溢れてきました。

他にも、衝撃的展開(この衝撃的展開はポケモンの禁忌に触れる場面であり、評価はここで別れると思います。)

1番の泣き所は、多分そこではないのですが、大人にはあのボンジイのセリフが1番来るのです。そして、あのセリフ共に、子どもたちは大きくなってほしい。

 

ポケモンってなんて素敵なアニメなんだろうか、僕らが忘れていた生きるとは冒険なんだということを思い出させてくれました。

生きてたから、この映画に出会えた。

あの頃、初めて見たピカチュウと、ホウオウに再会した。

こんな素敵な夢を叶えてくれた。今回の映画は、本当にいい作品です。

 

EDは神EDです。

というかBGMの使い方も完璧です。

映画としての出来はよくできています。むずかしい部分もあるんですけど、比較的よくできていますし、何も知らずに観に行けば、ホウオウよりも、あのポケモンたちの登場でドキドキすると思います。

是非とも、劇場で見てください。

 

この映画を見終わった瞬間!バトルしようぜ!と言いたくなること間違いなしですから。