SHIINBLOG

今日だけは、僕のもの

映画とミスチル好き。夢は女子大生になること

さよならの向う側

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「さよなら」ほど切ない言葉はない。

なんだか、本当にお終いな気がするから

「じゃあな」とか「バイバイ」とか「ほな」なんて生易しいものじゃなくて、本当にお別れな感じがする。

 

昔、転校していった親友にもさよならなんて言葉を使わなかった。

多分、俺が最後に彼に言った言葉は「またな」だったと思う。

でも、その「またな」はまだ訪れていない。

お別れすることは、どうしようもなく切なくて、友人、家族、恋人、どんな関係であれ、1度くらいはお別れすることになる。初めての恋人と家族という関係になることができる人間なんてほんの一握りだろう。

 

さよならを言っちゃうと、どうしようもなく終わりを感じてしまうから、どんなことがあってもそんな言葉を使いたくないと思ってる。

 

少しずつ大人になってしまった。

あの頃、しょっちゅうバカなこと言って、バカなことをしてた友人とも、距離が広がっていく、お別れなんかしてないし、さよならなんか言ってないのに、1ヶ月、5ヶ月、半年、1年、どんどんと会えずにもうすぐ、今年も終わりが近づく。

日本が決めた節目の2020年。オリンピックが決まった頃は、その先のことなんて見えてすらなかったけれど、近づいて、失って、もうすぐ、後2年となる2020年がうっすらと見えてきた。多分、思った以上に幸せな未来は待ってない、そんな気がする。

物心がついたあの頃、残念ながら1999年に世界は滅びなかったし、2011年にも世界が滅びると言われていたけれど、今も世界はなんとなく動いてる。

エコだ温暖化だ石油枯渇だ、いろんなことを言われていたけれど、そんなことも忘れられつつある。

さよならなんて言ってないのに、忘れられていく、あの頃の思い出だけを残しつつ、前を進むということは忘れるということなのだろうか、ほんとは昔みたいに夜中にラーメンを食べて、後何年こんなバカなできるんだろうなって言い続けたかった。

 

かつて、日本のトップアイドルが、「さよならの向う側」を歌い、ステージにマイクを置いて、芸能生活に幕を下ろした。

 

その時のことを僕はTVから流れる映像でしか知らないし、あの歌がCMで使われていても、理解なんかできっこなかった幼少期。

でも、山口百恵が忘れないと歌ったように、きっと、ファンも彼女のことを忘れることがないだろう、忘れないでさえ、いれば、さよならの向う側でつながっていれる気がするから。

 

またな、と言って別れた親友も、会わない日々が続く友人も、もうお終いだねと言って別れた恋人同士も、大好きだった親戚のおじさんも、引退したプロ野球選手も。忘れないでいれば、ふとした瞬間に再開できる。それが、夢の中であっても、いいじゃないか

 

たくさんのことを教えてくれた人たち。

今度はいつとは言えないけれど、また会えるとそう信じて。

 

何億光年 輝く星にも 寿命があると
教えてくれたのは あなたでした
季節ごとに咲く一輪の花に 無限の命
知らせてくれたのも あなたでした
last song for you last song for you
約束なしの お別れです
last song for youlast song for you
今度はいつと言えません
あなたの燃える手 あなたの口づけ
あなたのぬくもり あなたのすべてを
きっと 私 忘れません 後姿 みないで下さい

Thank you for your kindness
Thank you for your tenderness
Thank you for your smile
Thank you for your love
Thank you for your everything さよならのかわりに

眠れないほどに 思い惑う日々 熱い言葉で
支えてくれたのは あなたでした
時として一人 くじけそうになる 心に夢を
与えてくれたのも あなたでした
last song for youlast song for you
涙をかくし お別れです
last song for youlast song for you
いつものように さり気なく
あなたの呼びかけ あなたの喝采
あなたのやさしさ あなたのすべてを
きっと 私 忘れません 後姿 みないでゆきます

Thank you for your kindness
Thank you for your tenderness
Thank you for your smile
Thank you for your love
Thank you for your everything

さよならのかわりに

さよならのかわりに

さよならのかわりに

 

「さよならの向う側」 山口百恵